女性向けマンション購入術:金利の選び方

2020/02/08
金利の選び方

こんにちは。港区不動産会社のアベリアです。 ローンを借りる場合に、変動金利か固定金利(もしくは固定金利期間選択型)を選ぶことはできますが、どちらを選べば良いのか悩んでいる女性は多いです。

 

それぞれの金利には、メリット・デメリットがあるため、これらを把握した上で適切な金利を選ぶようにしましょう。 ここでは、住宅ローンの金利の選び方をご紹介します。

 

金利のタイプ①:全期間固定金利型

 

全期間固定金利型は、住宅ローンを借りたときから返済が終わるまで、金利がずっと変わらないタイプの金利です。

 

同じ金利が続く安心感が得られる

 

全期間固定金利型は、住宅ローンを借りたときから返済が終わるまで、金利がずっと変わらないタイプのローンです。全期間固定金利型の良いところは、今後、世の中の金利水準が上がっても、金利は借りたときのレートが続いて、返済額が上がらないという安心感があるところです。

 

ただし、全期間固定金利型のローンは、通常、変動金利型よりも目先の金利が高めに設定されています。そのため、毎月の返済額がやや多めになってしまうという難点があります。

 

返済額アップに対応しにくい家庭におすすめ

 

今後、ライフイベントにどんなことが待ち受けているか分かりません。結婚する人もいるでしょうし、車を購入したいと思う方もいるでしょう。このようにライフイベントを計画の方は、全期間固定金利型を選んだ方がマネープランは立てやすくなります。

 

特に年収が少なめの家庭や返済額アップに家計が対応しにくい家庭では、利用しやすいローンと言えるでしょう。 住宅ローンの金利水準はおおよそ1%前後です。非常に低い水準が続いています。

 

しかし、1995年以前を振り返ってみると、4%超が当たり前になり、一時的には8%を超すこともありました。 最近の住宅ローンの金利は、過去のローン水準から考えれば、驚くほど低金利ということが分かります。 将来の金利上昇に見据えて、今のうちに固定金利で借りておこうと考える人が、全期間固定金利型を選んでいます。

 

メリット ・金利が上がらない安心感がある ・返済額が変わらないので、マネープランが立てやすい
デメリット ・変動金利よりも目先の金利が高め ・変動金利よりも返済額が多め
向いている人 ・これから養育費や老後資金準備が必要な人 ・余裕資金があまり多くない人

 

金利のタイプ②:変動金利型

 

変動金利をうまく利用すれば、固定金利型よりも総返済額を減らすことができます。

 

返済額が5年ごとに見直される

 

変動金利型は、返済途中で金利が見直されるタイプのローンです。一般に適用される金利は年に2回見直されますが、そのたびに返済額が変わるわけではありません。

 

返済額の変更は、5年ごとに行われることになっています。 変動金利型のメリットは、固定金利型よりも目先の金利が低く、毎月の返済額が比較的少なくて済むところにあります。

 

その一方で、将来的に金利が上がってしまえば、返済額も上がってしまうため注意が必要です。しかし、見直し後の返済額は、前回の1.25倍までしか上がらないというルールもあるため、返済額が一気に倍増するというような心配はありません。

 

変動金利は借り過ぎてしまうリスクもある

 

毎月の返済額は、返済期間が長ければ長いほど、金利が低ければ低いほど少なくなります。たとえば、融資額3,000万円を返済期間30年金利3%で借りたとすると、毎月の返済額は12万6,481円になります。

 

他の条件を同じにして、金利1%で計算すると9万6,491円です。 毎月12万円を超える返済は難しく感じても、10万円以下で済むのであれば、やていけそうと印象を持つ人は多いのではないでしょうか? 住宅展示場やマンションのモデルルームで受ける説明の資産は、ほとんどがこの変動金利です。

 

将来的な金利上昇の可能性を考えずに、安易に変動金利の今の水準ありきで購入プランを立ててしまうと、困ったことになりかねません。そのため、金利の安い変動金利を借り過ぎないように注意をしましょう。

 

メリット ・固定金利より金利が低め ・今後金利が上がらなければ、ずっと低金利を享受できる
デメリット ・将来金利が上昇するリスクがある ・返済額の上昇で家計が苦しくなる恐れがある
向いている人 ・金利の変化に対応できる余裕資金がある人 ・借入額がわずかな人 ・返済期間の短い人

 

金利のタイプ②:固定金利期間選択型

 

銀行などで良く見かけるタイプの金利です。あらかじめ指定した固定金利期間が終わるときに、金利の動向を見ながら、次の金利タイプを固定にするか変動にするか選ぶことができます。

 

一定期間だけ金利が固定されている

 

固定金利期間選択型は、一定期間の金利が固定できるローンです。契約時に2年・3年・5年・10年などといった固定金利期間を選び、その固定金利期間が終わったときに、次の金利タイプを選べることが大きな特徴です。

 

民間の金融機関で主として取り扱いがあります。 一般的には、金利の固定期間が長くなるほど、金利が高く設定されているという傾向があります。したがって、今後も世の中の金利があまり変わらないと考えるなら、固定期間が短いタイプを選びます。逆に、これから金利が上昇していくと考えるなら、固定期間が長いタイプのものがおすすめです。

 

固定期間終了後の取扱ルールは要確認

 

最初に定めた固定金利期間が終わったら、次の金利タイプを選ばなければいけません。引き続き、固定金利を選ぶこともできますし、変動金利に変更することもできます。 変動金利にした後でも、金融機関に申し込みをすれば、再度固定金利を選べます。

 

金利のタイプを変更する場合は、手数料がかかりますが便利です。 銀行のキャンペーン金利などを利用した場合には、最初に契約したときに、次に選ぶ金利についても細やかな条件が設定されているケースも少なくありません。そのため、最初に契約をするときは、固定金利期間終了後のローン選択の条件についてもシッカリと確認しておきましょう。

 

メリット ・固定金利期間終了後、金利タイプが選べる ・固定金利期間中は、金利が優遇されることもある
デメリット ・固定期間終了後の返済見通しが立たない ・固定期間終了後の金利に条件がつくこともある
向いている人 ・固定金利と変動金利のメリットを両方享受したい人 ・将来の金利が上がっても下がっても損はしたくない人

住宅ローンで悩む女性は不動産会社アベリアへ

 

住宅ローンの金利のタイプは「全期間固定金利型」「変動金利型」「固定金利期間選択型」があります。どのタイプの金利を選べば良いかは、その人のライフプランや年収、資金状況によって変わってきます。そのため、必ず専門家に相談をして、安心して返済できる金利タイプで住宅ローンを組むようにしましょう。

 

不動産会社アベリアは、女性向けの不動産会社です。当社のスタッフは女性で、お客様も女性のみとなっています。そのため、デリケートな話も気兼ねなくしていただくことが可能です。

 

もし、「女性一人でマンションを購入できるのか不安」と感じている方は、ぜひ、気軽にアベリア不動産までお問い合わせください。毎月の返済額や将来に見合うプランを一緒に考えていきましょう。まずは、お気軽にお問い合わせください。