こんにちは。アベリア不動産です。 夫婦が離婚に合意している場合は、離婚届けを提出するだけで手続きは終わります。しかし、慰謝料や財産分与、親権などを巡り主張が食い違った場合や法的な判断が必要なときは、法律相談の専門家である弁護士に依頼をして、解決を図っていきます。
また、協議離婚であっても、法的な問題を含む話し合いをするためには、弁護士などの専門家のアドバイスが大切です。でも、実際にどのように弁護士を選べば良いのでしょうか? 今回は、離婚する上で押さえておきたい弁護士の選び方について解説します。
離婚の法的手続きの仕方が分からない場合は、弁護士に相談することになりますが、さまざまな弁護士の中から、どのように依頼先を決めれば良いのでしょうか?
ここでは、離婚弁護士を選ぶ場合のポイントについて分かりやすく解説します。
最近では、インターネットが普及しているので「弁護士 離婚」というキーワードで検索すれば膨大な数の弁護士事務所を見つけることができます。しかし、さまざまな弁護士事務所が存在するため、「どこに依頼すれば良いのだろう…」と悩んでしまうかもしれません。
このような場合は、身内や知人に紹介してもらう方法が無難です。事前に、どのような弁護士であるか分かっている方が依頼する側としても安心できるはずです。
弁護士選びで大切なことは、評判を確認することです。弁護士も自営業者である以上、評判が売上を左右することは十分理解しています。離婚事件で評判が良い弁護士は「依頼者の満足度が高い」と言えるので、迷ったときは、その人の評判を調べてみましょう。
もし、知人の紹介であれば、その弁護士のどのようなところが紹介に値するのか、具体的な内容に踏み込んで聞いてみることも大切です。
弁護士は、依頼者からの報酬を受け取って生活する自営業者です。離婚事件は大切な仕事の一つであり、ボランティアではありません。そのため、相談料金が設定されています。
一般的に弁護士の相談料金は1時間1万円(税別)で定められていますが、明確な規定はありません。しかし、日本弁護士連合会からの報酬に関するアンケート結果でも1時間1万円(税別)が相場となっているので、相談料金がかかることを理解しておきましょう。
弁護士の考え方はさまざまで、方針も異なります。例えば、先生のような態度で接する弁護士もいれば、優しく接してくれる弁護士もいます。どちらが正しいとは言えませんが、大切なのは、あなたとの相性です。
これらを踏まえて、まずは、弁護士事務所に相談しに行ってみましょう。 相談して不信感を抱く点があった場合は、別の弁護士に相談してみてください。複数人に合うことで、それぞれの弁護士事務所の考え方が分かってくるはずです。
依頼先が決まったら、相談時間内で内容を的確に伝えられるように相談内容をまとめていきます。実際に、どのように相談内容を整理していけば良いのかを確認していきましょう。
弁護士とあなたは初対面の他人です。そのため、自分のプロフィールを説明できるようにしておきましょう。また、別れたい相手の年齢・職業だけではなく、どのような人物なのか分かるように自己紹介文を作成しておきます。
離婚の原因になっている問題について、具体的な内容を整理しておきます。この問題をまとめるときは感情的になってしまいがちですが、弁護士は法的な問題を解決するのが仕事で、離婚カウンセラーではありません。
そのため、できるだけ冷静的に事実だけを書きまとめるようにしましょう。 また、離婚したい意思、請求したい慰謝料、親権、財産分与の希望も明示しておきます。
財産分与の根拠となる預金通帳のコピー、家やマンションの登記簿謄本をはじめ、相手の所得照明、浮気の証拠写真、暴力を裏付ける診断書などを用意しておきましょう。
弁護士に相談するのは敷居が高く感じる場合は、日本法律支援センター(法テラス)を利用しましょう。法テラスは、国民がより身近に法律専門職のサービスを受けられるように国が設立した独立行政法人です。
弁護士費用が出せなくて依頼できないという人向けに、費用立替制度も用意されているので、まずは、気軽に弁護士相談をしたいという方は法テラスを使用してみてください。
離婚は法的な問題だけではなく、精神的な不安や葛藤などの問題も生じます。しかし、意外にも覚悟を決めて前向きに生活していけば、離婚後は楽しく幸せに暮らすことだってできるのです。
しかし、1人では離婚を決断するのに不安がある。そのような方は、アベリア不動産にご相談ください。
どのように仕事を探していけばいいのか、新しい住まいはどうすればいいのか、お客様と二人三脚で考えていきたいと思っています。離婚カウンセラーは、弁護士に相談するよりも敷居が軽いです。そのため、離婚で悩んでいる方はお気軽にご相談ください。