離婚する時、家の問題はどうする?

2021/02/11

離婚を考え始めたら、、住まいについても考えなければいけません。

 

大きく分けると、

①今住んでいる家をどうするか

②離婚後に住む家をどうするか

この二つ。

 

ではまず、①の問題を考えてみましょう。

 

≪今の家をどうするか≫

~まず、確認すべきこと~

 

●賃貸の場合●

 1.契約者はだれか

 2.解約する時は何か月前に通知か

 

●持ち家の場合●

 1.住宅ローンの残債はどのくらい残っているか

 2.自分の持ち分はあるか

 3. 連帯保証人になっていないか

 

 

賃貸に住んでいるなら、解約して双方が出ていくことになるか、もしくは借りている契約者(夫)だけが残って妻は出ていくか、ということになるでしょう。

 

あまり大きな問題はないと思われます。

 

 

問題なのは、購入したマイホームに住んでいる場合、です。

離婚するとなったら、その家をどうするのか、いくつかの方法があります。

 

A:売却をして売却益を二人で折半

B:所有者が残り、片方が出ていく

 

上記ですんなりいくなら、あまり問題はありません。

しかし、上手くいかないパターンもあります。

 

A:売却しようと思ったら、残債の額の方が多く、売っても赤字になる

 

B:夫がローンを組み、夫の名義だが、妻と子供だけが住み続けたいという希望がある

 

C:所有権を持っている側が売却を了承しない

 

すんなりいかない場合、離婚の条件もこじれてしまうことも…。

 

次に、②の問題です。

 

≪離婚後の住まいをどうするか≫

●賃貸で借りる

●実家に帰る

●購入する

●今の家に住み続ける

 

選択肢としてはこのような形でしょうか。

  では上から順番に考えてみましょう。

 

●賃貸で借りる●

自分自身で借りる場合、まず無職ではないことが条件です。貯蓄がいくらあっても無職では貸してくれません。

離婚前にパートでもいいので、仕事を始めましょう。

無職でも貯蓄が多くある方でしたら、前払いで数か月払って契約できるマンスリー物件やシェアハウスを検討してもいいかもしれません。

それでも先々を考えたら無職は厳しいですね。

パートや契約社員でも貸してくれる物件はあります。

保証人も不要(お金は余計に取られますが)の物件もあるので、親や兄弟など親族で保証人になってくれる人がいない方でも大丈夫です。

 

 

●実家に帰る●

一時的に避難、という意味合いで帰る場合と、しばらくお世話になります、と帰る場合があります。

親や兄弟との関係性にもよりますが、家賃や食費などきちんと決めてからの方が良いでしょう。

親しき中にも礼儀あり、です。

もちろん、甘えられる関係性だったり、裕福な実家の場合は甘えてしまってOKだと思います。

 

 

●購入する●

今後ずっと賃貸では将来的に不安、、という場合は、思い切って購入、という選択肢もあります。

この選択肢を検討できるのは、現金で購入できる方以外ですと、住宅ローンを組める方、となるので、

 

①正社員で3か月以上勤続

②年収250万円以上(額面です、手取りではありません)

③キャッシングや延滞など過去にお金の問題がほぼない

 

以上をクリアする方になります。

 

自営業の方の場合は、3期以上確定申告をきちんとしていて、直近の収入の欄が250万以上、で申告している方。

 

「物件」と「購入する人」、双方審査をするので、上記がクリアなら必ず買えるわけではないですが、参考にしてください。

賃貸で毎月6万円払うなら、住宅ローンで5万返して買える物件も見つかるかもしれません。

 

 

●今の家に住み続ける●

住宅ローンの残債が残っていない物件なら、名義が夫でも話し合いにより双方が納得すれば手続きは可能です。

ただし、ローンが残っていて、ローンの契約者が夫の場合、それを変えずに妻だけが住み続けるのは色々と問題が出てきます。

慰謝料代わりに、夫にローンを毎月払ってもらって、妻がそこに住む、という案を出す場合が多いのですが、それだと妻側にリスクが伴います。

このパターンを検討したい方は、きちんと専門家に相談しないと後々問題が起きますので、気を付けてください。

 

アベリアは、様々なパターンの離婚時の不動産問題について精通しています。

それぞれ事情が違うので、一概にあれは良い、これはダメ、とは言えませんが、上記を参考にしてもらえればと思います。

 

ただし、ご自身では気づいていない問題もあるかもしれません。

不動産と離婚と、親権と仕事と…と色々な問題が絡み合っている場合も多いと思います。

どこから進めればいいのか、何から手を付ければいいのか、などもお気軽にご相談頂ければと思います。