不動産の名義、離婚の時はどうすればいい?

2021/03/26

離婚することになった場合。

マイホームなど不動産の名義はどうすれば良いのでしょうか?

夫婦で物件を共有している・夫単独で所有、住宅ローンがまだ残っている・完済している、など状況はさまざまですが、どのような手続きをすれば良いのかを解説していきます。

 

●マイホームの名義変更は出来るのか

 ◎住宅ローンが残っていなければ出来る

一番多いご相談は、夫名義の不動産を妻に名義変更できるのか、というもの。

妻と子供はその家に住み続けたい、という理由からです。

 

この場合、住宅ローンが残っていないのであれば、法務局に登記の申請をすることで名義変更が可能です。

手続きは司法書士に頼みます。

贈与ではなく、離婚の財産分与として扱えば良いでしょう。

 

 

 ◎住宅ローンが残っていると難しい場合が多い

住宅ローンが残っている物件について、上記の手続きをしてしまうのは問題があります。

名義と住宅ローン、は全く別物のため、リスクを知らずに手続きをしてしまうこともあるのですが、これは後で問題になることもありますので、注意が必要です。

夫が契約者として銀行と契約をしてお金を借りている、という状態なので、その担保となる物件を別の人の名義にする、というのは契約違反になります。

もちろん、名義を妻に変えたからといって、自動的に住宅ローンの契約者が変わるわけでもありません。

名義だけを勝手に変えてしまった場合、最悪のケースとしては残っている住宅ローンの一括返済を要求されます。

 

では解決方法はないのでしょうか?

方法としては、

住宅ローンの契約者と物件の所有者を同一人物にする

ということになります。

 

①住宅ローンを夫から妻に変更する

妻が正社員で働いており、住宅ローンを組める収入があれば、という前提になります。

どの銀行でも受けてくれるものではないので、対応してくれる銀行を探さなくてはいけません。

 

②住宅ローンを完済する

それだけの預金があれば、となるので、現実的には難しいかもしれません。

 

☆妻が住宅ローンの保証人になっている場合はどうなる?

他にも、夫と妻、二人でローンを組んでいる場合や、妻が夫の連帯保証人になっている場合はまた別の問題が残ります。

離婚したからといって保証人が外れるわけではありません。

保証人については、こちらの記事を参考にしてください。

 

いずれにせよ、ケースバイケースなので、離婚?と考え始めたら、司法書士や弁護士、離婚の問題に強い不動産業者へ相談し、アドバイスをもらってから動きましょう。