家を買うときは、離婚なんて考えもしていない。
その時に、欲しい物件がちょっと予算オーバーだったり、そもそも夫一人の稼ぎではローンの額が足りなかったり。
そんな時の悪魔のささやき。
奥様のパート収入も合算すれば、これだけ借入額が増えるので、この物件買えますよ!
深くは考えずに、住宅ローンを組み、そのまま住み続けて数年。。。
離婚、という事態になったときにはじめて、事の重大さに気づく。
まずは大前提。
住宅ローンを組む時、夫婦でマイホームを買う場合はどのような組み方があるのか。
夫600万、妻400万の年収の場合。
①夫が一人で住宅ローンの契約をし、連帯保証人は付けない(世帯年収600万円として借入額を計算)
②夫が一人で住宅ローンの契約をし、妻を連帯保証人にする(世帯年収1,000万円として借入額を計算)
③夫も妻も、それぞれにローンを組む
(それぞれの収入で借りられる額をそれぞれが契約者として住宅ローン契約をする)
②がややこしくなるバージョン、
購入するときは、単に収入合算、と言われてしまうことも多く、連帯保証人って意味合いと気づかない方もいたりするので、要注意。
離婚したからといって、連帯保証人が外れるわけではないので、もう売却して負債をゼロにするしかない。
売却できればまだ良いのですが、ローンの残額が多いと、売っても赤字、なんてことも…、、、。
購入するときは、ほぼ考えないことですが、実は大事なところです。
過去は変えられないから仕方ない。
じゃあこうなってしまったものをどうするか、は、弁護士や離婚問題に強い不動産屋に相談しましょうね。