マンション選び「やりがちな間違い」とは?

2022/04/12

中古マンションを買う時にやりがちな「間違い」について、3回に分けてお送りします。
失敗はしたくないですからね、大きなお買いものだし。

さて、まず今日は第一の間違い。
それは、「小ぶりなマンションを選ぶ」こと。
部屋の大きさじゃないですよ、マンション全体の大きさです。
マンション情報には、「総戸数」という項目があります。
このマンションは全部で何世帯入ってますという数字です。
10戸、もあれば300戸、もあります。

あまり大規模なマンションだと、いろんな人がいて面倒そう、、とおっしゃる方もいるのですが、問題はそこじゃない!
問題は、修繕積立金、です。

そもそも戸数が少ないマンションだと、毎月積み立てる修繕積立金、が全然貯まりません。
大体毎月1万円~2万円で設定されていますが、10戸しかないと?
そう、年間120万円にしかならない。。
マンションの外壁やエレベーターの入れ替え、なんかをそのお金を使ってやるのですが、全く足りません。数千万単位ですからね。

そうなると、まとまった額を徴収されたり、組合で借入をしたりすることになる。
お金がないので、なるべく工事も先延ばし、、なんてことになると、建物の資産価値が落ちてしまうことにもなりかねません。

なるべくなら100戸以上の物件、都内だとそんなに大きなものは古いものしかないので、50戸以上であれば良い、という感じでしょうか。
どっちにしようか、と迷う物件があったら、戸数、のところも重視してみてくださいね!

次回は、間違いポイント2つ目をお送りします。
お楽しみに~!